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貿易の流れ 輸入 発注方法

投稿日:2019.09.30

最近ではECサイトなどが多く、輸出入がグッと身近になりました。

個人輸入だと数量などが限られ、EMSやFedEx、DHLなどのDoor to Doorの輸送サービスによる簡易通関で比較的シンプルなやり取りになります。

今回は企業間での直接貿易、輸入の序章、発注方法について説明します。

まず、日本のA社がフランスのB社からバッグ100個を輸入するとしましょう。

A社バイヤーが展示会でB社製品を気に入り注文をします。

その場でB社担当者にザッと手書きでORDER SHEETを書いてもらいます。

・注文番号

・社名、住所、連絡先

・商品名もしくは商品番号、色、数量

・単価、合計金額、ディスカウント率

・インコタームズ(建値)

・納期

・支払い方法

・フォワーダー

ディスカウントや納期はその場で希望を述べて交渉しましょう。

継続的に取引きが続いていたり、注文量が多いとディスカウントに応じてもらいやすいです。

納期は商機を逃すほど遅いものであれば注文の意味がありません。

また、納期が数週間遅れるのはザラなので本当の希望納期よりも早めに設定してもらうのがコツです。

また、商品名や色を間違って書かれる事も多いので、その場でのダブルチェックをおすすめします。

一旦このORDER SHEETの写しを会社に持ち帰ります。

改めてこの内容で注文する事が決まると正式にORDER SHEETを送ります。

インコタームズ(建値)に関しては次回ご説明します!