インコタームズ(建値)とは
投稿日:2019.10.01
ORDER SHEET(注文書)やINVOICE(送り状)に記載されるイコタームズ(建値)は貿易取引において非常に重要です。
インコタームズとは売主(輸出者)、買主(輸入者)の貨物の責任の範囲や輸送費や通関料、関税などをどちらがどこまで負担するかを示す取引条件です。
種類が多いのでここではよく使われる「FOB」と「EX WORKS」という2種類のインコタームズについて説明します。
・FOBはFree on Boardの略で「本船渡し」。
輸出港で船舶に物品が積み込まれてからの運賃、保険料、輸入国側での通関料、関税などは買主が負担します。
・EX WORKSは「工場渡し」。Ex Factoryと表記されることも多い。
売主の生産工場から物品が出たら、それ以降の運賃や保険等、通関料、関税などの費用は全て買主の負担になります。
FOBより買主側の負担が重いインコタームズです。
発注時にはORDER SHEETやINVOICEに記載されるインコタームズを確認し、EX WORKSの割に商品価格が高いなど気になった場合、売主(輸出者)と交渉してみましょう。
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インコタームズについて、詳しくは下記JETROのウェブサイトをご確認頂けます。