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L/C アメンド

投稿日:2019.10.18

前回L/Cでディスクレが発生したらケーブルネゴで通知銀行から開設銀行へ買取り可否の問い合わせ、立て替え払いを依頼するものだとご説明しました。

この時、開設銀行は輸入者に同意を得ます。ディスクレが割と軽微な場合、ケーブルネゴの方法を使います。

ディスクレが複数ある場合などはL/C条件の変更、『Amend / アメンド』をします。

これは輸出者が輸入者にL/C条件の変更を依頼し、開設銀行、通知銀行を通して、L/C条件そのものを変更するものです。

例えば、商品の数量の増減が指定の量を超えていたり、出荷日が遅れたりなどです。

ディスクレが1つだけの場合、ケーブルネゴで済ませる事が多く、2つ以上あるとアメンドにする場合が多いです。

共に銀行に手数料を払いますが、アメンドの方が少し手数料が高いイメージだと分かりやすいと思います。

手間や手数料がかかること、そもそも条件通りの取引きと少し異なることから、なるべくディスクレにならないよう、輸出者がL/C条件のとおり生産・出荷するのが望ましいです。